Quinary - 第五紀

マドリード


2022年11月、バルセロナから移動してバレンシア州アリカンテ県の保養地カルペの知人宅にしばらくお世話になったあと首都マドリードへ
プラド美術館はじめ優れた美術館が多くあるので個人的には満足ですが観光地的なスポットは意外に少ないです

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マドリード

イベリア半島のほぼ中央、メセタと呼ばれる中央高地にあり16世紀以降スペイン王国の都が置かれた
中心部はそれほど広くはなく南北にはやや高低差があるが東側のプラド美術館から西側の王宮まで直線距離では2kmほど

王宮 ☆☆☆

以前の宮殿が焼失したことを受けフランス生まれのフェリペ5世によって建てられたバロック様式の王宮、1764年完成
2,700もの部屋がある壮麗な建物で現在も公式行事に使用されている
一部は公開されており豪華な大食堂や王族の居室、フランス軍占領下のナポレオンの間などが見学できるがそれらはすべて撮影禁止

プラド美術館 ☆☆☆☆☆

ベラスケス「ラス・メニーナス」、ゴヤ「着衣のマハ」「裸のマハ」、ムリーリョ「無原罪のお宿り」等スペイン人画家をはじめ、世界的な名画を数多く所蔵するスペイン王室の伝来の美術コレクションだが、残念ながら写真撮影は不可

ティッセン・ボルネミッサ美術館 ☆☆☆☆☆

ティッセン・ボルネミッサ男爵が2代にわたって蒐集した近代西洋絵画の美術館
個人で蒐集したとは思えないほどきわめて充実したコレクションを誇り宮殿を改装した展示も非常に見易い、写真撮影も可

外観

カラバッジオ

モネ

エミール・ノルデ

ダリ

ホッパー

バルテュス

オキーフ

フランシス・ベーコン


ソローリャ美術館 ☆☆☆☆

19〜20世紀にかけて活躍したスペイン外光派の画家ソローリャの美術館
生前の住居がそのまま美術館として利用されている

ソフィア王妃芸術センター ☆☆☆

主に20世紀の現代アートを中心とする美術館、ピカソの「ゲルニカ」を擁す
18世紀の病院を改装した回廊式の建物で動線は単純なはずだが館内掲示が不足気味で回りにくい、ここも撮影禁止

セラルボ美術館 ☆☆☆

セラルボ侯爵のかつての邸宅をそのまま美術館として公開、絵画や彫刻、家具等の個人コレクションを所蔵

プラサ・マヨール ☆☆☆

旧市街の中心にある美しく大きな広場、長方形の広場は赤レンガ造りの建物で囲まれており1階部分はアーケードとなっている
ちょうどクリスマスに向けて広場では屋台の設営中だった

メルカド

プラサ・マヨール近くのサン・ミゲル市場は改装されて昔ながらのメルカドではないがタパス・バルが集積する一大観光スポット

サン・ミゲル市場 ☆☆☆☆

セバダ市場 ☆☆

アントン・マルティン市場 ☆


フラメンコ ☆☆☆☆

タブラオと呼ばれるフラメンコ専用のライブスタジオで演じられる
南部のアンダルシアが本場だが地方によって踊りが異なり、ここは練達の踊り手が激しく床を打ち鳴らす迫力満点のフラメンコだった

街角

コシード

ナティージャ