Quinary - 第五紀

インレー湖


2013年5月30日から6月21日まで変化著しいミャンマーを訪問しました
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インレー湖 ☆☆☆☆

ヤンゴンから北北東に約500km、標高900mの高地にある風光明媚な湖
湖に暮らす人々の昔ながらの伝統が残る
高地にあるため比較的涼しく過ごしやすく、ミャンマーの誇る一大保養地でもあり外国人観光客も多い
湖上には高級リゾートホテルが立ち、湖北側の町ニャウンシュエは外国からのバックパッカーで賑わう

湖上巡り ☆☆☆

湖は雨季と乾季で大きさが変わるうえ湖畔は葦や水草に覆われているため、周囲の道路は湖畔から遠く離れている
そもそも多くの場所は陸からはアクセスできずボートを借り切っての観光となる
ボートはファウン・ドー・ウー・パヤーやガーペー僧院、市が開かれていれば市、その他いくつかの伝統工芸品の工房を回ってくれる
インレー湖に住むインター族は足で艪を漕いで舟を操り漁をする、波もなく静かな湖面では両手を使って漁ができるためだといい、いかにも長閑な雰囲気

ファウン・ドー・ウー・パヤー ☆☆

湖上にある大きな寺院、但し、湖上といっても島のようになっており水の上に直接立っているわけではない
中央の仏様は金箔を貼られ金色の雪だるまのよう
祭りの際には隣の船倉に格納されているきらびやかな舟で湖上をめぐるという

ガー・ペー僧院 ☆☆

湖上に立つ木造の僧院でこちらはまだ水上に立っている状態に近く、水位が上がると完全に水の上かも
日本人にも馴染みのある様式の仏像も見られる

工房 ☆☆☆

蓮の繊維から糸を紡ぎ布ができるとは知らなかった、 光沢があって高級感あふれる
やや肌触りが硬い感じがするが涼しげでこの地の風土に合うのだろう

五日市 ☆☆☆

この近辺では5日周期の日替わりで場所を移しながら毎日どこかで市が開かれる
観光客向けの土産物屋も出るが多くは地元の人々のための店で買い出しの人で賑わう

イン・テイン ☆☆☆☆

湖の南西部にある仏塔の立ち並ぶ遺跡、かつては大半が崩れていたというが現在は寄付により修復されたものも多く、また、新しく建造されてもいるようだ
密林の中に1,000を越す仏塔が立ち並び、修復ないし新たに建造された仏塔の飾りが風に吹かれて涼しげに鳴る様は幻想的
一般の湖周遊コースからは片道30分ほど外れて川を遡り、ボートを降りてからも片道20分ほど歩くため追加料金とともに時間的な余裕が必要